何故ゆえ、歯磨きをするのか

なんとなく磨いていませんか?
自分の歯を守るのは・・・誰?
先日、無事にビジネス交流会での発表を終えることが出来ました。
10分セミナーだと思い込んでおり、まさかの1時間の登壇だと知ったのは1週間前・・・。内容を詰めないと死ぬ!!ということで最初から練り直しました。笑
ただ私が伝えたいことはただ一つ!!
”自分の歯は自分で守ろうぜ”
ということです。誰も毎日ご自身の歯を磨いてくれるわけではありません。
自分の歯を守れるのは自分自身しかいないのです。
擦らなければ汚れは落ちません!
そもそも歯ってどうして磨くの?という当たり前のようで当たり前ではないところからお話しさせていただきました。
私は以前歯科医院で歯周病認定歯科衛生士の試験を受け歯周病に特化した衛生士として働いておりました。なので歯周病予防の重要性については口うるさいです。笑
歯ブラシにおいて大事なのって”磨いている”ではなく”磨けているか”なのです。どういう事?と思われるかもしれませんが、歯ブラシの毛先が歯と歯ぐきの境目にしっかり当たっていないと歯周病菌は取れません!そして擦らないと汚れは絶対に落ちません。うがい(リステリン)では取れません。
なんとなく磨いていてもダメなのです。
細菌を除去する目的で磨かないと将来歯周病に負けます。
勝ち負けなのかと思われるかもしれませんが、勝ち負けですね・・・。
負けたら歯が抜けるってこともありますし、勝てば一生ご自身の歯で過ごせます。そして歯周病菌に勝つような歯ブラシをしないと、全身疾患にも繋がります。(例えば糖尿病とか・・・)もちろん歯磨きで汚れ(プラーク)を除去することは大事なのですが、食いしばり、歯ぎしりなども歯が削れ歯の破折に繋がることもありますのでそういった対策も必要になります。
ただ今回は歯ブラシの当て方に着目させていただきました。
歯磨きのコツ
今は自覚症状がないので人ごとなあなた!!歯周病はサイレントキラーと呼ばれている10年〜20年かけて静かに殺しにくる病気です。
自覚症状が出た時にはもう遅いかもしれません。一度抜けた歯はもう元には戻りません。
これからはなんとなく子供の頃から磨いていたから磨くのではなく、歯周病菌を除去するために磨きましょーよ!
そのためには
・手鏡を持って磨く
・鏡で毛先が根元に当たっているか確認する
・一本ずつ横磨き
以上は基本的な磨き方です。
ただ読んだだけでは皆さんやらないと思います。ぜひ一度汚れが赤く染まる、歯垢染色剤をご家庭で使ってみるといいと思います!https://www.dental-fit.com/shopdetail/000000007986/010/003/Y/page1/recommend/
そして歯と歯の間からも歯周病は進行しますので、
歯ブラシとフロスはマストです。
歯と歯の間は物理的に毛先が入りませんので、フロスは必ず使用しましょう!
こんな感じで講義させていただいたのですが実践が一番大事になりますので、みんなで実践し、みんなで将来自分の歯を残して美味しいもの食べましょう!